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分析!!ライトノベル~ラノベ旧刊から新刊まで~

ゼロの使い魔3

ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J)
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あらすじ

異世界・ハルケギニアに使い魔として「召喚」されてしまった才人。可愛いけれど魔法の才能はゼロのご主人様・ルイズとともに、アンリエッタ王女から頼まれた任務を無事果たした。ルイズは自分を守るために戦ってくれた才人を意識しはじめ、着替えや洗濯を自分でやったりして、ちょっぴり優しく接するようになる。だが、才人は急に変わったルイズの態度に「嫌われて警戒されてる……」と勘違いして卑屈になってしまい、全然かみ合わない毎日が続いていた。そんな折、ルイズはアンリエッタの結婚式の巫女役を仰せつかる。巫女は『始祖の祈祷書』を持って詔をとなえるのが役目で、ルイズは学院長から『始祖の祈祷書』を預かるが……。(『ゼロの使い魔3』より)

感想

今回も前作の話の流れを引き継いで話が進んで、序盤から展開、そしてクライマックスへと流れ良く進んでいきます。

序盤は、例によってラブコメ的な色が濃くなっています。早合点した才人が腐っていきますが、見苦しい感じでもなく、逆に面白いです。また、ルイズ、アンリエッタ、シエスタ等、各ヒロインも、それぞれの個性を伴いながら、いい感じを出しています。

次に、中盤では、冒険をして見つけたある懐かしいものによって、才人が望郷の念に浸り、哀愁漂う場面が見どころです。周囲の人々への感謝と、そこから来る決意も見どころです。彼の成長を感じることが出来ます。

そして終盤は、遂に敵が本格的に動き始めます。各々、恐怖を抱えながらも、自らの想いに動かされ、敵に当たっていきます。才人は現実世界のとある武器で戦いますが、異世界において現実世界の物を使って戦うのはいい意味での場違い感があって面白いです。ルイズにも変化がありますが、その場面が絶妙に引き伸ばされていて、とてもワクワクできます。

前述の通り、今回はバトルシーンがありますが、動作の描写が素晴らしいため、とても動きが分かりやすく、活気のある場面になっています。前作よりもさらにレベルが上がっている気がします。

挿絵についてですが、人物の様子だけでなく、場の細かい空気まで伝わる絵となっており、とても素晴らしいです。

今作品はエピローグが無く、事後談のようなものがありません。これはこれで締まりがいいような気もしますが、少し落ち着かない気もします。

全体を通して熱い作品というわけではありませんが、メリハリがきいていて、盛り上がるところは非常に盛り上がる作品です。

分析

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