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幕末魔法士Ⅱ

幕末魔法士〈2〉大坂鬼譚 (電撃文庫)
幕末魔法士〈2〉大坂鬼譚 (電撃文庫)田名部 宗司 椋本 夏夜

アスキーメディアワークス 2011-02-10
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あらすじ

大坂の町に現れた人喰い鬼。薬種問屋武州屋の娘が突然、鬼と化し人を喰って逃げたのだ。適塾の魔法士・来青が彼女のもとへ通っていたため適塾の関与が疑われ、塾は閉鎖。塾長の緒方洪庵は行方不明となり、松江から戻ったばかりの伊織も追われることとなった。犯人捕縛のため壬生浪士組の土方歳三や沖田総司が動き出すなか、伊織と冬馬は真相究明に乗り出すが……。第16回電撃小説大賞<大賞>受賞作、魔導が奏でる幕末ファンタジー、待望の続編登場!(『幕末魔法士Ⅱ』より)

感想

幕末ファンタジー第二巻です。まず何と言っても分厚いです。前作は300ページ前後で標準的な厚さでしたが、今回は500ページ弱となっています。

今回は、倒幕が関係してくるなど、前回よりも、幕末の色が濃くなってきています。様々な陰謀、策略が巡り、激動の時代を象徴するようです。そのため、色々な関係が複雑で、私の頭では少々処理しきれない部分もありました。

物語は、終始ミステリ的な展開で、場面が進むと敵と味方(この区別もまた曖昧)が簡単にひっくり返ったりしてしまう為、「こいつはもしかして黒幕では?」というような疑心暗鬼を生じて、読んでいて非常に神経がすり減ります。まあそれがミステリ小説の醍醐味といえばそうなのかもしれません。

バトルが微グロなのは相変わらずですが、今回は「これはアウトだろ」と思うエロシーンも出てきます。読む際は注意が必要です。

しかし、今回は剣と魔法の組み合わせによるバトルが多く、剣のバトルも魔法のバトルも好きな私にとってはたまらないバトルシーンでした。

さらに今回は、伊織の十六歳の少女らしさ(可愛さ)と、十七歳の男らしさ(かっこよさ)を両方楽しむことが出来ます。その他の人物も個性豊かで、とても面白いです。

まだまだ物語は終わらない感じです。今作や前作をもとに、今後も物語は続いていくものと思われます。

分析

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