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分析!!ライトノベル~ラノベ旧刊から新刊まで~

猫物語(黒)

猫物語 (黒) (講談社BOX)
猫物語 (黒) (講談社BOX)西尾 維新 VOFAN

講談社 2010-07-29
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あらすじ

完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた――。それは、誰かに禁じられた遊び……人が獣に至る物語。封印された“悪夢の九日間”は、今その姿をあらわにする!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!知らぬまに、落ちているのが初恋だ。(『猫物語(黒)』より)

感想

猫物語(黒)には「つばさファミリー」が収録されています。羽川が猫に魅せられたゴールデンウィークの話です。

今回も掛け合いのパートが長いです。まず本の最初から四分の一くらいは妹達(ほとんど月火)との掛け合いとなっており、今まで目立った出番の無かった月火の会話が楽しめます。しかも、もはや定番となってしまった暦の変態キャラも存分に発揮されています。いや、変態なのは妹達にも共通かも…

次に羽川との掛け合い。作者曰く、「かなり致命的な矛盾」があります。というのは、「つばさキャット」の時の回想と食い違っている部分があるのです。あえてそれをネタにしている感じでもありますが、さすがにこれは物語の秩序とかが崩れかねないので、あまりいい評価は出来ません。しかもそこでシリアスな場面からギャグパートへの歯切れの悪い急な転換が起こってしまい、読んでいて少なからず困惑してしまいます。伏線や辻褄合わせの為、やむなくこうしたのかもしれませんが、真意は不明です。

そして本を半分読んだ辺りで本題に入ります。前半の伏線がしっかり生かされつつも意外性に富んだ展開に釘付けになってしまいます。常に逆の発想を求められる奥深さがたまらないです。本の中の人(登場人物)にとってはどうか分かりませんが、外の人(読み手)としてはオチもきれいで後味もいいです。

猫とのバトルの際、暦が熱く語る場面も見どころです。また作戦も衝撃的でした。

分析

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