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分析!!ライトノベル~ラノベ旧刊から新刊まで~

RAIL WARS!② ―日本國有鉄道公安隊―

RAIL WARS!〈2〉日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)
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創芸社 2012-05
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あらすじ

通勤ラッシュの京浜東北線に正義に満ちた少女の声が響く。「待ちなさいよ!」「な、なんだね君は?」「國鉄公安室!第四警戒班、桜井あおい!痴漢の現行犯でお前を逮捕する!」いや、俺たち研修中の高校生だってば!しかも今度は国賓ベルニナ王子を北海道まで護衛だって?親方日の丸に就職し安定したレールを走るはずの俺の人生、どうしてこうなった!?「國鉄」が分割民営化されなかったもう一つの世界を舞台に夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント第二弾! 制限解除!!(『RAIL WARS!② ―日本國有鉄道公安隊―』より)

感想

国鉄の鉄道公安隊を描いたストーリーの第二弾です。今回はもちろん設定説明や研修は無く、一つの事件にたっぷりとページが使われています。

上記あらすじで強調されている痴漢事件は本当におまけ程度のもので、実際はベルニナ王子の護衛が今回のメインになります。…というように、今回のあらすじに対しては、色々と言いたいことがあるので、後述します。

今回は寝台特急「北斗星」での旅となります。列車の動きなどの描写は流石で、写実的なものとなっています。ここに著者のこだわりを感じ取ることが出来ます。

この北斗星で起きる事件が今回のメインとなります。前回よりも銃撃戦は激しく、バトル要素が増しています。そして解決したと思えばまた問題発生…と、ページ数をかけた分の内容が入っています。

それにしても飯田さんは本当にいい上司です。彼女は高山の全責任を引き受け、彼を色々なことに挑戦させてくれます。そして背後での手回しも完璧。私も願わくはこのような上司に恵まれたいものです。

さて、問題のあらすじですが、色々と改善すべきところがあるように思います。まずセリフですが、本文中のものと一致させるべきです。少ない紙面に多くの情報を詰めようとして手を加えたのかもしれませんが、ここは原文の細かな味わいを崩さないように、そしてなにより読者に「騙された」と思わせないために改変せずに書くべきです。細かいようですが、前に一度あらすじ詐欺でかなり不愉快な思いをしたことがあるので、指摘しておきます。

さらにもうひとつ、このあらすじを見てもほとんど内容が分からないことも問題です。実際、分かる事と言えば「①痴漢逮捕」「②ベルニナ王子警護」の2つだけで、あとは前作を読めば分かるようなことです。もう少しネタバレギリギリまで内容を盛り込むべきだと思います。

誤字も前回よりは少なかったですが、まだ少し見受けられました。

新規レーベルということでノウハウの蓄積が足りない部分もあるのかもしれませんが、まずは最低限の部分(誤字等)をしっかりとし、その上でありのままで正々堂々と勝負してほしい(あらすじ等)と思います。間違っても「ただ売れればいい」と堕落せず、ファンの読者を増やしながら、このレーベルが発展していくことを願っています。

分析

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