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分析!!ライトノベル~ラノベ旧刊から新刊まで~

犬とハサミは使いよう Dog Ears 1

犬とハサミは使いよう Dog Ears1 (ファミ通文庫)
犬とハサミは使いよう Dog Ears1 (ファミ通文庫)更伊俊介 鍋島テツヒロ

エンターブレイン 2011-10-29
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あらすじ

強盗に殺され犬になって蘇った俺。でも本は読めるので無問題。大人気作家秋山忍こと夏野霧姫の飼い犬として、読書三昧な毎日を送っているのだが――何!?本田書店が潰れるだと?本が、本が買えなくなる……!?『雨降って犬固まる』、忽然と消えた夏野のブラジャー。え、ブラ?覆うほど胸は無いよね……って待て、分かった探すの手伝う!だからハサミはヤメテお願い!!『犬も鳴かずば撃たれまい』他、俺を襲うデンジャラスな日常を描く、待望の短編集第1弾!(『犬とハサミは使いよう Dog Ears 1』より)

感想

今回は短編集です。6作品が収録されています。

各作品について簡単に説明します。まず、「雨降って犬固まる」は、本田書店と和人の出会いとその家族。「犬も鳴かずば撃たれまい」は、夏野のブラジャー捜索。「親しき犬にも礼儀あり」は、夏野に色々と仕掛ける鈴菜と巻き添えを喰らう和人。「犬に刻みて剣を求む」は、激マズカレーを作るために「鮪喰(マグロイーター)」を探す和人の妹・円香。「犬追いやすく学成り難し」は、新稲葉七不思議と追われる和人。「犬振り合うも多生の縁」は、ある日の本田書店の午後。短編集ということで、話の内容は総じて浅く、見どころは夏野と和人のやりとりが主になります。

そしてその肝心のやりとり。基本的には面白いのですが、そろそろマンネリ化してきた感じも否めません。「和人の失言→夏野のハサミ」の流れはもはやこのシリーズの宿命といっても過言ではありませんが、貧乳ネタは少し多すぎるかと。例えばドM編集者の鈴菜を出したように、色々と変化を増やしていっても良いのではないでしょうか。しかし、短編集故の平坦さかもしれないので、しばらく様子を見るべき部分かもしれません。

今回特筆すべき話としては、「犬振り合うも多生の縁」があります。というのは、この話は本田書店の本田桜の視点で描かれており、いつもと違う雰囲気となっています。いつもは夏野と激しいやり取りをしている和人が、他人から見ると何の変哲もない犬であるということが良く分かる話です。

分析

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