評価基準
(改訂版・2011年6月24日改訂)
以下の項目について、それぞれ5段階で評価し、グラフで示します。
- 内容…いわゆるネタ。独創性や世界観の完成度など。
- 描写…心や体の動きの描写が上手いと、読者は物語のイメージを作りやすい。
- 文体…作者の語彙力や言い回しの違いによって、同じ内容の文でも印象はかなり変わる。
- 挿絵…著者と絵師は異なることが多いが、挿絵でライトノベルを選ぶという人もいるほど影響力は強く、読者が物語のイメージを形成する際の大きな助けとなる。
- 情熱…バトル系・スポ根系ライトノベルに欠かせないのがこれ。「萌え」とは違った、登場人物の魅力を生み出す。
- 萌え…ライトノベルの醍醐味の一つ。読んでいて気分が高揚したり、逆にほっとしたりするような登場人物の行動や言動のこと。
尚、各項目の評価基準は以下の通りです。
評価 | 基準 |
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1 | 内容にまとまりが無く、読むのが苦痛。 |
2 | 内容が浅く、読んでも何も残らない。 |
3 | 内容にまとまりはあるが、少し浅い。 |
4 | 内容が深く、心に残る。 |
5 | テーマやメッセージが強く、読者に何かを与えてくれる。 |
評価 | 基準 |
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1 | 情報が伝わらず、文章の内容をイメージしにくい。 |
2 | 情報は伝わるが、描写は細かくない。 |
3 | 情景、心情、動作のうち1つが細かく描写されている。 |
4 | 情景、心情、動作のうち2つが細かく描写されている。 |
5 | 情景、心情、動作のいずれも細かく描写されている。 |
評価 | 基準 |
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1 | 特徴が無く、平坦で読むのが苦痛。 |
2 | 特徴が少なく、平坦で少し飽きる。 |
3 | 特徴は少ないが、メリハリがある。 |
4 | 少し特徴があり、文章にも活力がある。 |
5 | 特徴的であり、文章に大きな活力を与えている。 |
評価 | 基準 |
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1 | 見ていて不愉快で、気に障る。 |
2 | 文章と調和がとれていない。 |
3 | 文章と調和しているが、あまり気を引かれない。 |
4 | 文章と調和し、気を引かれる。 |
5 | 文章を引き立て、読者の想像を大いに助けてくれる。 |
※一般小説には挿絵の評価はありません。
評価 | 基準 |
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1 | 熱い場面が出てこない。 |
2 | 熱い発言等はあるが、気に留まらない。 |
3 | 部分的に熱い場面はあるが、あまり盛り上がらない。 |
4 | 部分的に熱くて盛り上がる場面がある。 |
5 | 物語全体を通して、何かを熱く追い続けている。 |
評価 | 基準 |
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1 | 萌えをはきちがえた為に、見苦しくなっている。 |
2 | 萌えが売りではないと思われる作品。 |
3 | ぎこちないが、一応正しく萌えが表現されている。 |
4 | 萌え描写によってヒロインの魅力が増している。 |
5 | ヒロインの特徴を生かし、魅力が最大限に引き出されている。 |
一応、グラフが左側に大きくなれば、内容が充実してることを示し、右側に大きくなれば、著者の表現力が高いことを示します。
基本的に評価は私の独断と偏見です。私とは異なる評価をする方も多数いらっしゃることでしょう。また、多くの本を読んでいるうちに、感覚が変わってきた時には、再び全ての本について再評価を行ったり、評価項目を変えたりするかもしれません。
尚、今回の改訂の短所として、評価が紋切型となり、主観が反映されにくくなります。その分、主観的な評価は感想として記述式で充実させていこうと思います。各作品には数字で評価出来ない良さもたくさんあるので。
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